受診・治療の流れ

1.受診予約

インターネット(24時間)または電話(診療時間内)で予約ができます。

月・火・水・金・土14:00~17:30に外来診療をしております。

インターネット上で予約が埋まっている日でも診察可能なことがありますのでお電話ください。

午前中(8:45~12:30)は手術優先となりますが、手術が無い時間帯は外来診療をしております
(午前中の予約枠は2日前に空けます。)

2.受診(初診)

予約時間までにご来院ください。
お薬手帳をお持ちの方はご持参ください

受付で問診票をお渡しします。待合でご記入ください。
(当院では、他の患者様に病名や病状が聞こえないよう配慮しております。)

診察前に説明室で看護師が問診票をもとに聞き取りをさせていただきます。

その後、診察室で院長による診察を行います。
立った状態・寝た状態での鼠径部のふくらみ確認と超音波検査を行います。

3.治療方針・手術の相談

そけいヘルニアの診断が確定すれば治療方針について相談させていただきます。

手術に同意された場合は手術日を予約し、手術の説明をさせていただきます。

その後、看護師から手術当日までのオリエンテーションと術前検査を行います。
術前検査は、血液検査、レントゲン、心電図、呼吸機能検査、身長・体重測定です。

血液検査は当日判明しない項目がありますので、手術に影響する異常が見つかった場合は手術が延期になることもあります。

持病がある患者様で術前検査の結果を踏まえて手術日を決めた方が良い場合は、もう一度ご来院いただくことがあります。

4.手術当日

朝食は食べられません飲水は手術の3時間前までできます

予約時間までにご来院ください。

交通手段について
ご来院までは車を運転できますが、帰りは運転できませんのでご家族の送迎か、交通機関をご利用ください

手術

手術は1時間~1時間半で終わります。
それ以外には、麻酔がかかるまでと覚めるまでにそれぞれ30分弱かかります。

帰室後

しばらく安全のために心電図モニターを装着します。
麻酔からしっかり覚めたことを確認後、歩行や飲食をしていただくことができます。

個室でゆっくり1~2時間休んでいただき、院長の診察後、帰宅の基準を満たしていれば退院できます。

お薬(痛み止め、化膿止め)とご帰宅後の生活についての説明書類をお渡しします。

5.ご帰宅後

手術当日は、運動と入浴を控え、安静にしてください。飲食は可能です。

ご帰宅時にお渡しした書類に予測される症状や経過、対応方法が記載してありますので入院と同じように過ごすことができます

万が一、異常があった場合も24時間院長に連絡が取れる電話番号をお知らせしていますのでご安心ください

入浴は手術翌日の朝から可能です。

創部には防水フィルムを貼付していますので心配要りません。

6.職場復帰

体を使わないお仕事には手術翌日~2日後に復帰可能です

個人差がありますので余裕をもって休みをお取りください。

7.通院について

手術の翌日または翌々日にお電話で経過を確認させていただきます

術後1週間目に外来を受診していただき、創部および経過を確認いたします。

スポーツや筋力トレーニング等の激しい運動は術後3週間を過ぎれば可能です。

その後は、術後1か月を過ぎた頃に外来を受診していただき、経過が良ければ定期受診は終了となります。